K設計工房と2回目の面談。待望の提案プランが完成!
K設計工房のKさんから連絡があり、
我が家の希望に合わせた設計プランが出来上がったとのことで、
2回目の面談をすることになりました。
自然派倶楽部の一括募集で手を挙げてくれた4社の中で、
具体的なプラン作成まで進んでもらえた業者さんは、3社目で初めてです(笑)
それだけ、我が家のプランや条件面が難しい、ってことなんでしょうけど、
なんとか、諦めずに理想の家 & 条件を追求したいと思ってます!
今回、話を進めているK設計さんは人柄も申し分なく、
条件面も一通り理解した上で、
「うちで受けたい」と言ってくれました!
これは運命の出会いかも??と期待大です。
そして、これも縁があるのかな〜と思ったことの一つなんだけど、
K氏が良く仕事を依頼する工務店が、偶然、新宿の
我が家からの徒歩圏内にあったの!
甲府の設計事務所が指名する工務店、普通、山梨県内だと思うでしょ??
それが、こんな至近距離にあるなんて、もうご縁を感じずにはいられませんよ〜^^
私が普段、よく買い物をする自然食品店の向かいにあり、
こんなところに工務店事務所なんてあったんだ、と驚きました。
というわけで、2回目の面談はその工務店さんでやろう、ってことになりました。
この日は、設計のK氏と、工務店の社長さんにも同席してもらい、
私たち夫婦と合わせて、4人での面談。
K氏は現地を見に行った時に、土地から見た4方向の写真を撮影してきたらしく、
4枚の写真を大きくプリントして、
真ん中に入ると、現地で見る景色が見られる模型を作ってくれていました!
コレには私もパパも大喜び!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
アイデアだね〜!!
一通り、エアー山暮らしの景色に盛り上がり(笑)、
それから、いよいよ肝心のプランを見せてもらいました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外観は、希望通りスタイリッシュなものに仕上げてくれてました。
センスもいい。
そして、生活動線もしっかりと考慮してありました!
例えばキッチンに立っていても、リビングの子供の遊び場が見えるように、
キッチンカウンターを少し斜めに配置してある、
とか、
2階の吹き抜け部分を一部透かしにして、
薪ストーブの熱を効率良く通したり、など。
これは私たち素人にはそこまで考え及ばないなあ、と
さすがプロの設計士は違う!と思わされたプランでした。
そう、家そのものの機能性とデザインに関しては、
「結構いい感じじゃない?」
と思えるプランでした。
ただね・・・
家の真ん中に「坪庭」を作り、そこを小さな自然を楽しむ場所にしていたり。
玄関までのアプローチに石畳をつけ、外構も凝った造りにしていたり。
う〜〜〜〜〜ん・・・
いや、これがね。
目白とか白金とか、麻布とかだったら
「自然を取り入れつつ、デザインも洗練された住まい」
とかになるんだと思われますよ、はい。
でもさ。
我が家の建設予定地は、
見渡す限り大自然、てか自然以外何もないような山の上よ??
わざわざ「坪庭」作って、
人工的な自然をちまちま楽しむ必要って、
全く感じないんだけど・・・??
基本、我が家はエクステリアは何もする計画じゃなかったんです。
予算の関係もあるけど、家以外はいじらない方がいいと思ってて。
だだっ広い草原に家がポン、と立ってるようなイメージ。
大草原の小さな家(笑)??
塀も作りたくないし、エクステリアもほぼいじらないつもり。
それだと、家はもちろん、道路からは丸見えになっちゃうと思うよね?
でも、建設予定地はほとんど人が通らない場所だから、
わざわざ高い塀で隠す必要もないと思ってて。
もし、道行く人から見えても問題ない、
いや、むしろ見せたくなるようなシンプルモダンな家をイメージしてたし。
ちなみに庭も、花壇や菜園を作るつもりは当初全くなくて。
私か花を育てるのが下手だし、野菜はまあ、ちょっと思うところあって、
作ろうと思わなかったし。
だから、K氏が考えてくれたこのプラン、非常によくできているけど、
「なんか、私たちのイメージとは違うなあ・・・」
っていうのが正直な感想。
ていうか、あの土地見てきてこのプランなんだ・・・と衝撃を受けました。
「私たちとはかなり感性の違う人なんだなあ」と。
でもまあ、せっかく現地まで足を運んで、
時間と労力をかけて作ってくれたプランに対して、
その場ですぐには何とも言いにくくて。
とりあえず、家そのものは悪くないから、
こちらの希望はおいおい伝えていくことにするか、と気を取り直して
工務店の社長と工期や価格面の現実的な話をすることにしました。
一番心配だった、支払い面の条件、
「最初1、2割、残りは完成時、で大丈夫ですか?」
とまず、確認させてもらったところ、
「それは問題ないです」
と即答してもらえました!
ここが一番心配といえば心配だったから、ありがたい〜!!!
さすが都内一等地に事務所のある、大きな工務店。
資金力があるようです。
次に、工期は?
「3月か4月に着工すれば、8月半ばまで
5ヶ月あるから、問題ないでしょう。」
とのこと。
工期もクリア p(^_^)q !!!
さて、残りは予算について、です。
私たち「我が家の予算はご存知ですよね?予算内でできそうですかね??」
工務店「いや・・・具体的なプランが出てからでないと、価格面もはっきり出来ないので、今の段階では何とも言えないですね・・・。」
さっきまで流暢だった工務店社長が、急に歯切れの悪い返事になった。
むむ、ちょっと嫌な予感が。
私たち「まあ、それもそうですが、大体の目安くらいはわからないと、
いざお願いしたいと思っても、最初から予算オーバーじゃ話が進まないので。
じゃあ、例えば今Kさんが書いてくれているプランで
お願いするとなったら、大体おいくらくらいになりそうですか?
ざっくり、大体でも結構ですから。」
う〜〜〜〜ん、とうなりつつ、工務店社長
「本当にザックリですけど・・・2500万円、ってところですかねえ〜。」
チーン・・・全っ然予算オーバーぢゃん(; ̄O ̄)
どうりで言い渋ってたワケだw
実は、この金額を聞いた時、設計士のK氏もびっくりした表情を浮かべていたのを、私は見逃しませんでしたよ。
それもそうだよね、1回目の面談時に同じような広さの施工例で、
2000万ちょっとの金額を出してたワケだから。
工務店と建築士側の認識の違いかしらね??
でも、予算以外は一応、無理めの条件を一通りのんでくれてるので、少しは期待できるかもしれない。
とにかく、予算になるべく近づけてもらえるようにお願いして、この日は面談終了しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その日、家に帰ってから、K氏考案のプラン、設計図をじっくり見直してみました。
パパも同じようにやっぱりなんか、都会的だよねえ〜とか話してたら、
ふと「仕様書」が目に入った。
仕様書とは・・・
家の建築に使う素材が床や壁など、各場所毎に全て描いてあるもの。
それによると・・・
床材:合板(集成材)
壁:塗装
あれ??
自然素材の家はどこに行ったの(驚)???
床は無垢材、壁は珪藻土とか・・・
それを前提にプランを考えてくれているものだと思っていたから、
仕様書を初めてちゃんと見て、もうビックリ!
すぐにK氏にメールで問い合わせをしたら、
「予算内では無理なので。」
と、まるで意に介してない、というか、当然でしょ?みたいな返答。
いやいやいや。
家の素材は自然素材中心にしたいと思ったからこそ、
大手HMではなく、自然派倶楽部を通して公開募集をかけたわけですよね??
家の素材に何を使ってるかって、
そこ、かなり重要なポイントじゃないの?
なんで面談で直接会って話している時に、そう言ってくれないのかい??
自然素材も使ってないのに、2500万??
てことは、自然素材使ったらいくらになっちゃうのよ??
じゃあ結局、「我が家の希望プラン」は予算内じゃ絶対無理、ってことじゃん!
事の経緯を、自然派倶楽部のTさんに報告すると、
「Kさんには期待していたのにガッカリですね~。
それではダメですから、私から丁寧に断ります。」
と。
そう、結局、大いに期待を寄せていた3社目も、残念ながらボツになっちゃいましたorz
となると、自然派倶楽部での候補業者は、
あと残り1社しかないんですけど・・・???
私たちの家づくり、これから一体どうなっちゃうの??。