南アルプスの少女

東京都新宿区から山梨北杜市へ移住しました!移住を決めてから、土地選び〜中古マンション売却〜注文住宅を建てるまで、わずか10ヶ月のスピード移住!

Aさん宅で、薪ストーブ体験。

 

haidimama.hateblo.jp

 

全館空調の家から一転。

冬の暖房方法で、薪ストーブが気になりはじめた私たち。

 

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でも、

  • 本当に家中暖まるのか、
  • 薪にするための木が手に入るのか(買ったら月2万円・・・ムリ!)
  • 薪ストーブをつけるのが大変じゃないか
  • 掃除が大変そう

などなど・・・

 

ネットでちょっとリサーチしただけじゃ、わかならないことも多くて。

 

で、これはもう、実際に使ってる人に聞くしかないんじゃない??

そう、百聞は一見にしかず!ってことで。

土地探しの途中で知り合いになった、

Aさんのお宅へ、薪ストーブの体験のためお邪魔してきました〜。

 

Aさんとは、白州での土地探しの日に声をかけてもらった現地の方。

 

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いや、あのね。一応説明しとくけど。

会うの2回目で、アポなしで突撃したわけではないのよw

土地探しや、契約なんかで現地を訪れる時、

その後もちょこちょこ顔を出させてもらってまして。

 

Aさんは初対面の日から、気さくでフレンドリー。

白髪まじりの長髪を後ろに束ねて、、仙人のような風貌なので、

一見、コワい人?とっつきにくい??ような印象を受けるけど、

少しお話しただけで、めっちゃいい方だと確信してまして。

 

Aさんは、車好き・DIYはプロ並み!

小屋でもなんでも自分で作っちゃうような人

 

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うちのパパとは趣味も似てて、初回から意気投合!

現地で最初にお友達にならせてもらった、貴重な恩人です。

 

で、最初の日は不在だった奥様が。

これまた、Aさんに輪をかけて、気さくというか、

めっちゃ明るくて、頭の回転が良くて、話好き。

そして、人をもてなすのが趣味!という女性で。

 

「夕飯食べて行ってくださいね〜!」

というのが口グセです(笑)

 

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そんな、優しくて楽しいご夫婦に、

「人懐っこさでは右に出るものはいない!」

っていうくらい、フレンドリーが売りの我がムスメが、

懐かないはずもなく(笑)

すぐに、自分のジジババかのようにじゃれるようになりましたw

 

そんなわけで、数回の現地訪問の間に、

すっかり親戚みたいな顔をして、Aさんのリビングで

ちゃっかりご飯をご馳走になって帰るのがパターン化しておりました。

 

いや、こんなこと、ホントに都会じゃありえませんって。

どこの馬のホネかわからん人間を、会ったその日に

自宅にお茶に呼んだり、夕食ふるまったり、します??

 

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都会じゃ絶対しないでしょ??

(悪い人だったらどうしよう、とか、考えちゃうよね)

 すばらしき、田舎のご近所交流です・・・

いや、Aさんご夫婦の懐の深さに感謝ですね。

 

そんな折、

新居の暖房を薪ストーブにしようか迷っている話を電話でしたところ。

快く、「じゃあ一度、使ってるとこを見においでよ。」

と招待してくれました。

 

新宿から車を走らせること2時。

夕方4時頃お邪魔すると・・・

すでにストーブを少したいていたけど、火はほとんど消えてました。

 

 でも、家の中は、ふんわりとあったかい・・・

今まで体感したことのない、あったかさ。

そう、まるで・・・

「陽だまりの中にいるよう」。

 

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私が猫だったら絶対ストーブの前で寝てる。

冬中ずっと(笑)

 

夕方になって寒くなってきたし、

「じゃあ、またストーブつけるか。」とAさん。

ストーブの点火、待ってました!!

 

とここで、Aさんが取り出したのは、アウトドア用のガスバーナー!

 

 

 

カセットコンロとかに使うガスボンベあるでしょ?

アレのもうちょっと強力なボンベがあってね。

それの頭につけて、ゴーッと火が出るモノなんだけど。

コレで、ストーブにくべた薪にダイレクトに火をつけてました。

なんてワイルド・・・

着火剤もあるらしいけど、面倒くさいからいつもコレなんだ、と。

なるほどね・・・

 

そうこうしているうちに、パチパチと薪が音を立てて火がついてきた!

薪ストーブの手前についてる窓を開けたままだから、

正面にいると、ものすごい熱気!

顔が熱いくらい。

 

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ちゃんと薪に火がついたら、ストーブの窓を閉めて、、

あとは外側に付いてる空気孔で火の加減を調節する。

次第にパチパチと、炎が大きくなっていく。

 

炎って・・・・見てるだけで癒される。

一定じゃないあのゆらめき。

 

また、「家の中で火を燃やす」っていうのが、

今の私たちには非日常的なのに、なぜかすごく快感で。

って、なんか遺伝子レベルで組み込まれてるのかな。

焚き火を囲んで踊った原住民時代から?(笑)

 

そう、新しいのに懐かしい。

薪ストーブの火を見てて、そんな気持ちになった。

 

初めて見る薪ストーブの火に、子供も大喜び!

あったか〜い!すごいね〜!!

すでに親戚のように甘えているAさん夫妻とストーブを囲んで、話を聞いた。

 

 

神奈川からの移住当初から使い始めて、薪ストーブ愛用歴8年のAさん。

ストーブを焚くのは、毎年だいたい10月半ばから。

でも、毎年、ちょっとでも寒くなったら、もう早く焚きたくてしょうがないらしい。

楽しいから(笑)

で、待ちきれずにたいちゃうと、Aさん宅は1階 + ロフトだから、

ロフトが暑くてたまらず、「ちょっと!燃やしすぎ!」

と奥さんに怒られる(笑)。

そんな時は、どうやって調節してるかというと、

窓を開けてるらしい(笑)

 

お酒好きのAさん。

この日も、ビール片手に、ストーブの前でおつまみのするめを炙りながら、

 

「うちは奥さんが寒がりだから床暖も入れてるけど、

薪ストーブ1つでもホント、あったかいよ。

俺なんか冬でも家の中じゃTシャツ短パンだよ。」

 

「薪の調達は、そんなに大変じゃないよ。

俺なんか、人から木を切ってくれって頼まれることも多いし。

自分で切る気があるなら、そこから切って持ってけばタダだよ。」

 

「薪は、木を切ってすぐには使えないからね。

最初の年は、うちのを使えば?」

 

などなど、リサーチ魔のパパがネットで調べても不安だった部分

薪の調達や、ストーブの手入れなど、

「薪ストーブ愛用者の生の声」

を聞かせてくれた。

 

そう、さっきも書いたけど、Aさんはとても器用な人で。

もともと仕事でもガスや水道に関わっていたこともあって、

大工仕事から配管工事まで、なんでも自分でやってのけちゃう。

 

ストーブに使ってる薪ももちろん、自分で木を切って作ったものばかりで、

お友達や知り合いに頼まれて、木を切りに行くこともよくあるそう。

しかも、仕事としてお金をもらって切ることも多いって。

木を切るのは、業者に依頼するとものすごくお金がかかるそうで、

Aさんは良心的な値段で頼まれた木を切ってあげることもあるんだって。

 

この「木を切る」というフレーズ。

うちのパパ、食いつきまして・・・(笑)

移住後の人生を大きく変えられたのでした。

 

それから。

薪ストーブは、室内がすごく乾燥するらしい。

奥さんいわく、

「冬はいつも、夜洗濯して家の中に干しておけば、

朝にはカラカラに乾いてるわよ♪ 」

って。

 

それは素晴らしい!主婦的にもかなりポイント高いよね(笑)

 

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そんなわけで。

Aさん宅で実感した、陽だまりのような暖かさと、

 

「大丈夫だよ、そんなに心配することないって。楽しいよ。」

というAさんの言葉に背中を押してもらい。

 

頑なに「薪ストーブはムリ!」

と言ってたパパも、一念発起。

 

「我が家の暖房は、薪ストーブにしよう!」

 

ってことになりました〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

これからしばらくは、ストーブのリサーチの日々になりそうです(笑)