【理想の住まい】6 薪ストーブって、どうなの?
もう1つ。
注文住宅にしよう!と思ったきっかけである、冬の暖房。
全館空調が、コスト面でも快適性でもベスト!だと思って、ここまで来たんだけど。
冬の暖房についても、だんだん考えが変わってきた。
自然豊かな土地に移住するのに、
「大手HMが作る、オール電化&全館空調の家」
って、なんかだかなあ、って。
ハイテクすぎるっていうか・・・
山の上の生活には似合わない?
って気づいてしまった、というか。
暖房もその他も、すべて電気に頼りきった生活っていうのは。
停電とか、電気系統のトラブルとかあったら一発でアウト!でしょ?
よく考えたら、かなり不安だよね・・・。
停電とかに備えて、電気以外の、例えば灯油やガスで動かせる、
予備の暖房も考えておかないといけないよね??
それだと、せっかくエアコン1台でコストを抑えても、
予備の暖房器具代かかるから、プラマイゼロかも・・・。
でも、じゃあ、全館空調じゃない、としたら。
他に冬の暖房どうする?って考えたら。
手軽なのは、灯油ストーブとか、
ファンヒーターとか??
でもなあ・・・
灯油ストーブやファンヒーター、実家で使ってたけど、
給油の手間が結構面倒なんだよね・・・
毎月のコストも原油価格の変動にかなり左右されちゃうし。
東京とは違って、移住先の北杜市はプロパンガスみたいだし、
ガス代は都市ガスよりかなり割高だって話だから、
ガスストーブを各部屋で使ったりしたら、一体ガス代がいくらになるのか、
想像もつかない。
そうなると・・・。
残る暖房は、そう。
薪ストーブ。
本体価格が、約100万円(驚)!
ちなみに、薪ストーブは、定住で使うとなると、
薪を買ったら1ヶ月あたり約2万円かかるらしい。
暖房費だけで2万円て(笑)
ガス(コンロ)給湯・水道などはまた別にかかるし、
あんまりコスパのいい選択肢とは言えませんな・・・
薪ストーブや暖炉って、セレブの別荘にあって、薪代なんて考えないような、
お金に余裕のある人が、優雅に使ってるイメージしかありません(笑)
ただ。
自分で木を切ってきて集めて、それを薪に加工すれば、薪代はタダ!
めちゃめちゃ手間ヒマかかりそうだけどね・・・。
「薪ストーブは絶対ムリ!
薪を集める手間がものすごく大変!ぜーったい、無理無理!!」
そう断言していたパパですが。
ここに来て、私が自然派住宅へ考えが変わってきたのと同様、
気持ちが変わってきたようで・・・。
今度は、薪ストーブについて、猛烈にリサーチ開始(真逆!)しました!
するとね・・・
「薪ストーブの火は眺めているだけで癒される」
「薪ストーブやたしかに安くない。でも1台あれば、家中ぜんぶ暖められる。むしろ暑くて冬でもTシャツ1枚で過ごしてる」
「薪ストーブを使うのは暖房のためだけじゃない。冬の楽しみ。男性は特にハマる」
「薪の材料になる木はそこらじゅうに生えてる。薪を集めてると普段から言ってれば、薪になる木は自然と集まってくる」
ポジティブな口コミばかり見かける。
薪ストーブ愛用者は、冬の暖房目的っていうよりはむしろ、
「薪ストーブという生き物を飼っていて、その世話を楽しんでいる」
手間はかかるけど、懐いてきてより愛着がわく、みたいな??
途中から、私もリサーチに加わり、出した結論。
「なんか、薪ストーブってよさそうだよね・・。
冬の夜に薪ストーブの前で本読んだり、お酒飲んだりしてくつろいだら、
これぞ山暮らしの醍醐味!って感じがする。」
ポジティブな意見には影響されやすい、とっても単純な私たち(笑)
でも、まだ薪ストーブの導入を決めるには、情報量が足りない。
そこで。
最初に土地を見に行った日に知り合った、素敵なログハウスオーナーのAさん宅。
実はこちらも、家に入ってすぐ、薪ストーブがありました。
でも、行った日は昼間の早い時間だったから、ストーブはたいてなかった。
もう冬になったから、今頃は使ってるはず!
そこで、次回、現地に遊びに行く時、Aさん宅によらせてもらい、
色々お話を聞かせてもらうことにしました。
実際に使っている人の話を聞いてみよう!ってことで。